電力の監視・計測・制御
トータルの電力管理
電気料金を削減するには「高圧受電契約を行う」「デマンド電力の計測管理をする」「デマンドコントローラーを使う」「力率を改善する」「個別の電気消費の監視」が挙げられます。これらを総合的に行うことで全体の電気利用料を抑え、電気料金を削減することができます。
省配線の省エネ電力管理システム
水道・ガス・エアー・電気・蒸気などの使用量を、工事の簡単な省配線システムで収集します。そして管理の行い易いデータに変換し、目の見える形で現状把握できるようにします。パルス信号形式で取り込み、すべてのエネルギーの測定管理をひとつのシステムでローコストに行うことができます。
サブ変電所管理システム | 詳細電力計測例【1】 | 詳細電力計測例【2】 |
参考
電気料金の決め方
電気料金はほぼ使用する電気消費の量に比例しており、使えば使うほど電気料金は高くなります。工場等で使用する高圧受電の電気料金は、基本電気料+使用電気消費量になります。基本の電気料金は、毎月一定額の金額になります。電気消費の使用料金は、その月の電力使用量に比例します。
重要なのは、電気料金は基本電気料金と使用量料金の合計ですのでこの両方を管理するのが大きなポイントとなります。これは高圧受電でも低圧受電でも同様です。
同じ量の電気使用量でも、デマンドコントローラーを使用することで、電気料金を削減することができます。
電気料金削減の方法
基本の電力料金を下げるには、契約電力の見直しとデマンド電力の管理が重要です。デマンドコントローラーを使用して、電気消費の動向を管理してピークのデマンド電力をカットします。電力料金のうち、契約電力を下げることが電気料金削減の大きなポイントです。
高圧受電の場合、契約電力量や事業所ごとに計算が異なります。デマンドコントローラーの設定を適切に行い、各担当者が電気消費の節減に協力することで、ピークのデマンド電力を抑えます。そうすることで契約電力の見直しを行い、電力料金を削減することができます。仮に電気消費の量が固定費が下がり電力料金は下がります。ここを削減すれば大きな効果となります。
また、電気消費に比例する使用量料金を下げるには、電気消費の大きなものから順に省エネ機器への切替を行うことです。なかには元スイッチを入れているだけで電気を消費している機器もあります。極力スイッチやブレーカーの管理を行うことが電気消費の低減となり、電気料削減に繋がります。
関連情報
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