稼働管理と進捗管理の「見える化」
稼働管理と進捗管理
機械の稼働状況、生産進捗状況を管理
2本の線をパラレルに接続して256台の機械の個別の稼働管理と進捗管理ができます。
既存のパトライト、制御版、モーター等からの運転、停止状態を接点もしくは電圧で取込み既存設備の信号をそのまま生かして工場中の機械、設備、工程等の一元管理が可能になります。
省配線で工事が簡単な多重伝送ユニバーサルラインを使用するので工事が簡単です。
既設信号を利用した稼働管理システム
概要
- 工場などの機械や設備などの運転信号や故障信号を収集して稼働管理や進捗管理を行います。
- 積層表示灯や制御盤の運転信号、監視盤の故障信号などをそのまま 2本線で取込み 256台まで稼働率などの稼働管理や進捗管理を個別に行いなす。
- 汎用の記録ソフトや専用のソフトを使用してローコストで個別機械の稼動時間、停止回数、 生産数などの管理や進捗管理ができます。現状の稼動状況もリアルタイム表示されます。
既存の情報を(例えば下図のような信号灯の情報)そのまま集めて稼働管理や進捗管理
(運転ランプの状態を覗き見し、運転時間や生産回数を管理します)
1台のユニットでON/OFF/点滅を認識して伝送するAD1-FRができました!
点滅周期0.5秒と1秒用
お問い合わせ下さい
生産中(加工中)信号の取り方は主軸モータの負荷電流を読み取る方法等も各種あります。
これだけで一元管理が可能です。
2本の配線をパラレルに接続するだけでリアルタイムな稼働管理が可能になります。
積層表示灯のランプで 稼働管理する場合
- 緑ランプの点灯の立上りで作業開始時間を
- 緑ランプの点灯時間の合計で1日の稼動率を
- 緑ランプのON立上りの回数の集計で生産数量を
- 緑ランプのOFFの回数の集計で停止回数を
- 緑ランプの消灯の時間間隔測定で段取り時間を
- 赤ランプの点滅の回数の集計で故障停止回数を
- 赤ランプの点灯時間の測定で故障処理時間を
- 赤ランプの点灯時間の合計で故障停止時間を
多くの生産機械等に装備されている積層表示灯の状態はリアルタイムな稼働管理や進捗管理に使用できる情報が表示されています。
この信号の状態を多重伝送でパソコンに取込むことでローコストで迅速で詳細な稼働管理や進捗管理(進捗監視)のシステムが直ちにできあがります
多点の場合も簡単な配線でローコストに構築できます。
配線は各機械の情報を2本線でパラレルに接続するだけです。
多重伝送によりこれで個別管理ができます。
画面表示の方法は一例です。(名称+時間or回数、グラフ付き等各種あります。)
積層表示灯の信号以外にも生産数量の取り込みもできます。
積層表示灯の信号以外にも生産数量の取り込みもできます。
取込んだデータは テキストファイル形式ですので 1時間、1日、1ヶ月、1年間等自由に集計してグラフ表示したりして 原因追求、生産性向上、等のデータとして有効に活用できます。
Webで配信して各部署でリアルタイムに生産進捗状況(進捗監視)の把握が可能になります。
ローコストで使い易い管理システムです。
稼働(生産)管理資料
自動見える化の仕組みにより、一人一人が自主管理できるシステム
- 個別の機械や作業の進行状況の比較グラフを自動的に表示させることが可能
- 機器故障や材料供給の監視も同時に行い、担当者の負担の低減と連続稼働が可能
機器構成
関連ページ
機器ラインナップ
型番 | 名称等 | 備考 |
---|---|---|
AD1 | 1点伝送入力ユニット | 伝送機器一覧価格表 |
B0-32T2 | パラレルユニット(32出力用) | |
PUC01 | RS232C変換ユニット | |
RS232Cケーブル | Dsub9ピン用 | |
ACアダプタ | AC12V1A |
監視と集計のできる汎用のパソコン集中管理ソフトもあります。
また個々の工場に合わせたセミカスタムのソフトも各種あります。
シーケンサを使用しての多点の生産管理も可能です。
既存の接点信号でさらなる有効利用接点信号で工場の見える化!
(0160)
豊中計装の稼働管理システムは省配線多重伝送システム・ユニバーサルラインと計測ソフト・マルチグラフモニタを使用してパソコン表示することで、リアルタイムな機械の稼働状況、生産進捗状況の「見える化」を可能にするシステムです。稼働管理や進捗管理・監視を行う場合は専用の機器を用いる為に高価になりますが、既設の信号を利用して安価で行うことができます。また、多重伝送を用いることで簡単な配線でシステム構成が可能になります。ローコストな価格で稼働管理、進捗管理を可能にします。