豊中計装株式会社
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温度関連・電流系・音響・振動・予兆・汎用接点系・汎用アナログ系センサ

参考資料1・ユニバーサルラインのセンシングに適したセンサ紹介

伝送ラインの端末ユニットに接続するセンサやその他のセンシングも得意な豊中計装の各種センサをご紹介します。

(1)温度関連センサ
温度センサはアナログ出力のタイプと接点系のセンサが各種あります。最も得意なタイプはローコストで精度が良く長期安定しているセンサを各種用意しています。
詳細は画像をクリックしてご覧ください。
温度監視、管理イメージ
(2)電流系センサ
電流センサは直流用と交流用があります。センサのタイプは各種ありますが主に後付けが容易なクランプ式を主にしています。信号の出力はアナログ電圧タイプと接点出力タイプが有ります。
詳細は画像をクリックしてご覧ください。
電流系の機器画像
(3)音響センサ
人間の五感の一つである音のセンサです。異常音等の検出が容易な低周波と金属疲労等の検出が可能な超音波の検出ができる2種類のセンサを内蔵したアナログ出力のタイプです。 音で管理できるセンサやシステムのイメージ
(4)振動センサ
X,Y,Zの加速度信号の検出をベースにした振動センサです。出力はX,Y,Zの加速度を合成したDC0-3000mVのアナログ出力で内部ジャンパ切換えにより2g/4g/8g/16gの検出が可能です。 振動で機器を管理監視しているイメージ
(5)予兆センサ
音響センサ、振動センサ、と温度センサを一体化したものでマグネットで機械設備本体に取り付けることにより総合的な予知メンテナンス情報の取り込みができるものです。
詳細は画像をクリックしてご覧ください。(PDF)
音響センサーと振動センサーと温度センサーを組み合わせて構成している予兆センサーシステム
(6)汎用接点系センサ
伝送以外にセンシングも得意な部分を生かして構築する、総合的な監視システムに欠かせない各種の接点系のセンサです。このセンサの情報によりローコストで監視、管理が可能になります。 さまざまな接点系センサの画像
(7)汎用アナログ系センサ
伝送以外にアナログ計測及びセンシングも得意な部分を生かして構築する、総合的な計測監視システムに欠かせないアナログ出力系の各種のセンサです。 さまざまなアナログセンサの画像

(1)温度関連センサ

(1)-1 サーミスタセンサ

一番の特徴! 変換器、アンプ不要で高精度の測定ができる!

アナログ出力の温度センサは各種ありますが最も得意なタイプは、ローコストで精度が良く長期安定しているサーミスタセンサのタイプです。
特に多点の温度計測、警報監視に使用する場合はサーミスタをおすすめします。比較的ローコストで感度が良いので大規模な温度計測監視システムが安価な価格で構築できます。精度もPt、熱電対よりよいものもあります。特に高温でなければお薦めです。感度が良いので長期運用には不安定要素もあるアンプが不用です。
昔はリニアリティが悪く敬遠されていましたが、今ならパソコン、組込CPU、シーケンサのテーブルで簡単にリニアライズできるので超精密でなければほとんどの用途で使えます。素子互換性があり、非常に使い易い安定したセンサです。

サーミスタセンサの経時安定性例 約10年で 0.02℃ (25℃、素子メーカ資料)

更には配線が非常に簡単です!

  • 抵抗値が大きいので (例 20℃で1KΩ) の配線が少々長くても電線の抵抗 (2sq 1Kmで約10Ω) の影響はほとんど受けません。
  • ユニバーサルラインで使用する場合、耐ノイズ性を考慮していますので特にノイズの強い場所でなければセンサ側の配線も裸線等使用できます。
汎用サーミスタセンサ(102AT-2000)

サーミスタセンサ 外形

汎用サーミスターセンサ(102AT-2000)を使用して温度を計測し数値化することでさまざまな用途に使えます

防滴性有(長期水中不可)

サーミスタセンサ 定格

使用温度範囲 精度(25℃) -40℃抵抗値 0℃抵抗値 25℃抵抗値 80℃抵抗値
-40℃~+80℃ 0.3℃ 14.43KΩ 2.449KΩ 1KΩ 0.1999KΩ

この他にも-50℃~+90℃、あるいは受注生産品ですが各種の用途に応じたタイプもご用意できます。

(1)-2 接点系温度センサ (準標準品ですので仕様と納期をご確認下さい。)

多点の温度監視をローコストで行う場合の最もシンプルなものは、多くの熱機器で使用されているサーモスタットを使用する方法です。伝送ラインナップの入力ユニットはHighインピーダンスでの入力検出を可能としていますので、パワー用のサーモスタットでも使用できます。
サーモスタットを使用する場合に注意すべき点は、警報後の復帰に温度差が有りますので短時間に何度も警報の出る監視には使えません。サーモスタットのタイプには監視温度の固定型と可変型があります。

温度固定型サーモスタット
温度固定型サーモスタット画像

温度固定型のサーモスタットは接点入力タイプの伝送端末に取り付けるだけすぐに温度監視ができる簡便性が有ります。このセンサは設定温度と形状が各種ありますのでお問合せ下さい。

温度可変型サーモスタット
温度可変型サーモスタット画像

温度可変型のサーモスタットはバイメタル式、液膨張式等があります。液膨張式は少し離れた場所の監視に便利です。このセンサも設定温度と形状が各種ありますのでお問合せ下さい。

(1)-3 汎用温度センサ

このタイプはアンプ、変換器等が必要となりコストアップにになりますが、一般的にはよく使われるセンサです。参考までにご覧ください。(ホームページのURLは参考ですので直接メーカ等にお問合せ下さい。)

熱電対温度センサ 測温抵抗体温度センサ 半導体温度センサ
熱電対温度センサ画像 測温抵抗体温度センサ画像 反動体温度センサ画像
https://www.chino.co.jp/products_cate/sensors/ https://www.okazaki-mfg.com/BasicProducts/resistance_ts.html http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-06675/
https://www.fa.omron.co.jp/products/family/3151/lineup.html https://www.fa.omron.co.jp/guide/faq/detail/faq05454.html http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-02713/

(2) 電流系センサ (すべて後付け可能なセンサです)

電流センサは直流用と交流用があります。またそれぞれアナログ信号出力のタイプと設定値超過信号のデジタル出力タイプがあります。すべて分割コアの後付けが容易なクランプ式です。

※価格と納期については部品や原料不足の具合で変動していますので改めてお問合せ下さい。

交流用電流センサ

一次側の交流電流を0~5000mV等の直流電圧で出力するアナログ出力のタイプと、可変設定もしくは固定の交流電流値を超過した場合にオープンコレクタで出力するタイプがあります。

直流用電流センサ

一次側の直流電流を500~4500mV、1000~4000mVの直流電圧で出力するアナログ出力のタイプと、10mA固定の直流電流値を超過した場合にオープンコレクタで出力するタイプがあります。

交流電流計測-直流電圧出力タイプ
交流用電流センサ画像
直流電流計測-直流電圧出力タイプ
直流用センサ画像
交流電流監視(可変/固定)-デジタル出力タイプ
交流用センサ画像
直流電流監視(固定)-デジタル出力タイプ
直流用センサ画像

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