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過熱火災監視システム

マンガで紹介➁
過熱温度の監視とセンシング

工場火災防止の基本である「まず、炎を出さない」ための過熱監視、温度監視情報をマンガでご紹介します。このページでは過熱監視するためのセンサやその使い方についてご説明します。

工場内には多くの火災の要因が潜んでいます。過熱から火災になりやすい場所について記載しています。例を挙げるとモーターの過熱、生産工程での過熱、コンベアラインでの過熱、製紙ラインの過熱、ケーブルの過熱等があります。 工場の機械装置は長期運転、過負荷運転、老朽化により金属疲労、摩耗、腐食、劣化、摩擦熱の増大などが火災発生の引き金となります。過熱の監視は場所に応じたセンサを取り付ける必要があります。 過熱監視用には接点系センサ、アナログ系センサ、があります。また接点系であれば固定して温度監視のできるサーモスタットがあります。アナログ系センサは記録とグラフ表示により、長期の傾向監視が可能になります。 特に弊社でよくご提案させていただいているのはアナログ系サーミスタセンサです。高温で精製したファインセラミックなので、長期間の温度監視の使用に最適です。 このセンサは多くの種類があります。温度範囲は250℃からマイナスまで対応しており、形状は棒状、ボルト止型、組込み型、磁石取り付け型、防水等、各種あります。一番の特徴はセンサ出力が非常に大きいので結果的にアンプが不要で、ローコストでの温度監視が可能になります。 熱電や測温抵抗体を使う方法もありますがアンプを使用するため割高になります。 すこし高価になりますが熱画像センサもあります。非接触で指定した空間の温度を計測監視できるので、近づけない場所や広域の過熱監視が可能になります。 1対の線だけで配線可能なので取り付けが簡単です。最大2,000・の過熱監視が可能になります。次回、更に詳しくご説明させていただきます。

マンガで紹介シリーズ

まんがで紹介①火災の前の過熱の監視

まんがで紹介③過熱火災監視システムの構築

まんがで紹介④過熱火災監視システムの工事と拡張

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