配線が足りない時に既設配線の多重化で(集中管理のための信号の収集方法)
多重化 例(1)
例えば工場内のA地点からB地点までの既設配線を利用します
使用できる電線
- どのような電線でも2本 あれば使用できます。
- 分岐が自由でどのような配 線方法でも動作します。
- 動力線と平行配線してある 線でも誤動作しません。
- 総延長約5Km以上で256接点 の双方向伝送ができます。
手順
- 下図のように既設線に伝送用電源①を接続して既設線を伝送化します。次に既設の入出力部にそれぞれ入力②と出力③のアドレスユニットを設けます。これで従来どうりA→B地点への通信は確立します。ただし時分割のため最大0.5秒の遅延が発生します。/li>
- 次に増設用の信号を取込む場所例えば④の位置にパラレルに2本の線を接続します。(パラであれば どこで分岐してもかまいません)
- 新たな入力信号⑤の前に入力アドレスユニット⑥を取付けて完成です。これで既設線の上に⑤の信号を乗せることができました。このようにアドレスユニットを取付けて既設線の上に256点までの信号を時分割で乗せることができます。
- 次に信号を取出す場所に出力ユニット⑦をつけてアドレスを⑤に合わせると⑤のON/OFF信号が⑦で取出せます。
- 集中管理をする場合は伝送監視盤⑧やRS232C_I/F⑨経由でパソコンを付けることにより256点の信号監視やパルス計測、アナログ計測が可能になります。
- 個々の分岐線も既設線⑩等があればを同様にアドレス化することでスリムで拡張性のある省配線システムが構築できます。
多重化 例(2)
機器構成 | ||
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パソコンインターフェース | 1点入力ユニット | 1点入力ユニット |
関連ページ | ||
ユニークな多重伝送 | 耐ノイズ性 | リニューアル |
関連情報
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