製造業のDXを支える【ローカル-DX-システム】
製造業のDXの目的は生産性・品質の向上、リードタイムの短縮、労働環境の改善などが挙げられます。この目的のために現場情報を「デジタル化」するシステムが【ローカルDXシステム】です。

製造業の「デジタル化」一例
- 熟練の技術者のスキル、ノウハウを見える化
- 生産ラインの稼働データを収集して生産状況を把握
DXの手順
まずは現場情報の「デジタル化」を行います。最新NC機器、半自動作業、全手動作業、昭和の機械といったありとあらゆるものから情報収集することから始めます。
手順1. 【現場情報をデジタル化-収集】デジタル(接点)信号を自動でパソコンに取り込む
リレー、リミットスイッチ、フットスイッチ、押し釦スイッチなどのデジタル(接点)信号をデータ入力端末に接続することで自動的にパソコンへ取り込み、データを収集します。
手順2. 【現場情報をデジタル化-蓄積・見える化・共有】自動グラフで情報共有する
計測監視ソフト「マルチグラフモニター」を運用しているパソコンに生データを取込みます。データはCSVで長期間記録されます。また、自動でグラフ変換されるので見やすく分かり易い見える化が実現します。更にはシステムの大型モニターを共用部に設置することで、各自の作業結果や機械の稼働状況などを共有することができます。
【マルチグラフモニター表示画面一例】

600点温度監視

機械の稼働状況
一覧管理

大型圧縮機
予知メンテナンス
稼動集計値、測定計測値、故障情報の自動記録と自動グラフ描画での見える化による「製造業のDX」はシンプルに構築できて多機能な、弊社の計測監視ソフト「マルチグラフモニター」そのものです。
手順3. 【DXの目的達成のための評価・改善】現場情報を分析し改善する
共有したデータをあらゆる視点から分析し問題点を見つけて改善していきます。
手順4. 【DXの目的達成のための計画】計画を立てて実行する
改善後の結果をもとに目的達成の為の計画を実行し、【評価・改善・計画】を繰り返します。
見える化したデータを分析し、問題点を見つけて改善を繰り返す
シンプルな自主管理できる
『製造業のDX』が実現
管理するデジタル(接点)信号※の内容により、稼働管理・予知保全・省エネ管理のDXが可能になります。
※管理内容によっては変化量のわかるアナログ計測信号が良い場合もありますのでご相談ください。
関連資料 / 関連ページ
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DXとは?製造業のDXとは?
DXとは「Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)」の略語で、日本語では直訳するとデジタル変革です。
デジタル化を普及させることで、あらゆる面で良い方向に変革をもたらすことを意味します。
製造業でDXを推進する場合、まずはデータの「デジタル化」を行います。データを収集・蓄積・見える化して共有します。そのデータの分析を行い、問題点を見つけて改善することでDXが実現します。ここで紹介するのは現場情報を収集・蓄積・見える化することで、製造業のDXに貢献するシステムです。