40CH防犯監視盤
豊中計装(株)では、2本の電線(入力と出力)のみで複数の接点信号を送れる時分割多重伝送システム(=ユニバーサルライン)を開発しています。
多重伝送の監視盤
シンプルかつ長持ちで、長期の互換性
本来はひとつの施設の各部屋ごとに防犯機器(パッシブセンサー)などを設置する際、各部屋ごとに2本ずつ電線が必要ですが、ユニバーサルラインの場合、、2本の電線のみで256本分の接点信号の伝送(多重伝送)が可能なシステムになっているため、ひとつの施設内すべての監視も2本の電線で可能です。2本のみでできるため、長持ちで、かつ、配線工事が簡単ですぐにでき、足りなければ付け加えるだけで可能な非常に取り扱いやすいシステムになっています。
即納で拡張容易(コンセントを挿すだけで監視が可能)
取り付けが簡単ですので、工事費が安く、コスト削減につながります。
40CH防犯監視盤1台につき、40箇所の監視が可能
監視盤には、集中監視型と広域分散型があります。集中監視型はひとつの施設内を集中的に監視し、各部屋の状況を警備室のみで確認したい場合に向いています。広域分散型は、その施設内の監視を警備室のみならず、その他の部屋(事務室、防災管理室など)でも各部屋の状況を確認したい場合に向いています。
10km先まで監視可能(大規模施設向きです)
学校や動物園、百貨店や空港などの大規模施設向けのセキュリティシステムとして、ユニバーサルラインは多大な効果を発揮します。大規模施設ではケーブル配線が複雑で、いざというとき、どこに異常があるか瞬時に判別しにくいですが、ユニバーサルラインは2本線のみの監視盤なので異常がおきた場合、瞬時に確認でき、場所を特定しやすいため、非常に信頼性の高いシステムといえます。
ノイズに強く正確に接点信号を送れ、異常を感知できる
=警備には最適(常駐警備)
被害を未然に防ぐためには、常に迅速な対処が必要です。そのためにはセンサーが異常を感知する際、機器の正確な反応が不可欠です。ユニバーサルラインは時分割で各部屋の警報信号を感知でき、どこの部屋に異常が生じたか瞬時に正確に判断し、監視盤が反応してくれます。そのため、大規模施設(学校、動物園、空港など)の常駐警備にて効果が期待されます。無線を利用した監視システムではノイズに弱いですが、ユニバーサルラインはノイズにめっぽう強いため、確実に異常を察知できます。
伝送主基板(ULP03)を導入した監視盤の中身
電源を入れるだけで、すぐに使用できます。
異常感知の流れ
※センサーが一度でも反応すると、警報音は止めるまで鳴り続けます。
監視盤の用途
監視盤は、防犯以外にもさまざまな用途で使用できます。パラレルに回線を接続することで電力が正常に到達すれば同時にさまざまな用途に使用可能です。(どこでどのように分岐しても問題ありません。)
コジェネ監視 | 高温監視 | レベル監視 |
冷凍機監視 | 制御盤監視 | プレス監視 |
過熱監視 | 空調監視 | 圧縮機監視 |
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