省エネ啓発システム

平成16年4月納入　　(約10年連続運用。現在は庁舎増設で撤去）

大阪府の池田市の正面玄関に設けられた風力発電と太陽発電の装置です。
当社のユニバーサルラインを使用してこれらの省エネ啓発用のモニュメントとよりの計測データと実際の庁内のリアルタイムなエネルギー消費データを計測して池田市の省エネ努力の結果を分かりやすく表示して、そのデータをロギングしているシステムです。

大阪府、池田市合同庁舎のESCO事業

省エネ努力の結果を分かりやすく表示しました。
（何誌かの新聞にも取り上げられました）

システム概要

府民情報プラザのタッチパネル型パソコンで風力発電と太陽発電の発電量と昨日のエネルギー消費量を計測して去年の同時期にくらべてどの程度省エネができたかを石油削減量と植林面積に換算して表示させるシステムです。

省エネ結果の表示画面は多くの画面があります。
画面背景はJPGファイルで自由に変更することができます。

NASAの夜の地球を撮影した写真をバックに入れました。国、地域別のエネルギーの消費量が良く分かります。
NASAのこの画面のホームページ http://antwrp.gsfc.nasa.gov/apod/image/0011/earthlights2_dmsp_big.jpg
（アップでみると世界の国別エネルギー消費量、近代化等がわかります。）

現在の発電量、風速、気温をリアルタイムで表示します。

ESCO事業の説明です。高効率冷凍機、インバータ、昼光利用等各種の省エネ対策が施されています。
画面をタッチするとその内容の詳細説明がでます。

正面玄関の花壇のモニタは17インチの液晶モニタを使用して表示文字を大きくしました。

電光表示盤の機能を付け自由な文字が流せるようになっています。

表示内容はパソコンとデジカメで簡単に製作、編集することができます。

入出力機能つきの表示システムですのでリアルタイムな計測データも同時に表示できます。

入力信号に人感センサを付けることで人の動きに応じた自動画面切替ができます。

タッチモニタを使用した画面つくりで画面にふれることにより自由にきりかえることができます。

府民情報プラザのパソコンはタッチパネルでだれでも自由に操作できますので近くに行く機会がありましたら一度御覧下さい。

庁舎へのアクセスマップ

池田市のホームページ
http://www.city.ikeda.osaka.jp/index.html

入出力信号付きの表示装置はIT技術の進化と量産効果により従来のLED式電光表示装置に比べてはるかに高機能で安価なものができるようになりました。 CPUもマイクロソフト社と契約してWindowsエンベデッドを採用しているため長期に安定した装置のご提供ができます。
さらに汎用パソコンと互換性のあるファイルやデータのやりとりができますので変更修正が簡単にできます。
装置は標準で接点信号の取り込みやアナログ計測ができ、計測内容や監視情報はUSBメモリに保存できますので収集したデータは過去のイレギュラー現象の解析や長期メンテナンス用としても有効に利用できます。