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プログラムレスで
スリップリング経由の接点とアナログ信号の伝送が可能です!
トロリー線やスリップリングを使用した多重伝送 (クレーン、移動体、回転機械、回転体への信号伝送) |
ノイズに非常に強いユニバーサルライン はどのような媒体でも電気の通るルートさえあれば多くの接点信号や複数の
アナログ信号を伝送することができます。シールド無しの裸線、トロリー線、スリップリング等でも手軽で確実に伝送
ができるのでクレーンやエレベータ、回転機械、自動倉庫関連等のように多芯ケーブルが敷設できない箇所に最適です
クレーン間の同期制御や相互監視に |
トンネルのシールド工法の伝送に |
立体倉庫の情報通信に |
移動、回転体の伝送に |
回転機器の可動部の伝送に |
エレベータの箱の内外の伝送に |
ユニバーサルラインは1対の電線で照合型では最大128点(照合無しで256点)の
接点情報が双方向で伝送できます。あるいは予備線が無い場合でも既存信号線
を多重化して多くの接点伝送とアナログ信号が混在して伝
送できるものです
I/Oユニットは照合タイプと非照合タイプがあります。何れも信号幅の広い
ノイズに強いものですがトロリーやスリップリング等の場合は予期せぬ大きな
チャタリング等も考えられますのでフェールセーフの観点から照合タイプのユ
ニットをお使い下さい。
伝送速度はCCリンク等に比べて格段に信号幅が広いために安定して伝送でき
ますがその分少し通信時間がかかりますのでその点を考慮してご検討いただけ
れば有難く思います。
伝送点数と伝送遅延(照合タイプ) |
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伝送点数 |
伝送遅延 |
16点 |
86mS |
32点 |
145mS |
64点 |
263mS |
128点 |
500mS |
伝送の機器構成 |
この構成でプログラムレスで128接点までの伝送ができます。 |
参考資料
スリップリングのノイズと伝送試験
■試験内容
スリップリングやトロリーの摺動部を経由したユニバーサルラインの伝送はクレーンの
回転部と地上間の伝送や天井クレーンの同期制御や監視に使用されていますが今回協栄
電機株式会社殿のご協力で単品での試験をする機会がありましたので回転部をボール盤
に取付け伝送子局を置き、固定部に伝送親局を置いてスリップリング経由でのノイズ発
生の状況と伝送についての影響を調べたものです。
(1)ノイズ試験 |
スリップリングにDC12Vを印加して抵抗負荷に一定の電流を流した状態でスリップリン
■計測結果 ズは最大で60mVP-P でした。このリップル率 60mV/12000mV x100= 0.5% で非常に小さく通常の電源として使用するにはなんら 問題ない低いノイ ズレベルです。 |
(2)伝送試験 |
下記の接続でスリップリングを回転させながら連続的に動作を確認した。
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試験内容
外部からの接点のON/OFF情報を伝送信号に替えてスリップリング経由で回転部に接点信号を出力する。
その信号の出力接点を回転部で異なるアドレスの入力ユニットに接続し、再度同一スリップリングを通
して外部の伝送出力ユニットでON/OFF信号を受け取る試験を連続で行った。
起動時、停止時、連続回転時の試験を長期に行ったが何の障害もなく伝送が可能であった。またパソコ
ン経由での多点信号、アナログ信号の伝送でも正常な伝送が連続してエラー無しに行えた。
お問合せ
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機器構成
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関連ページ
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